富士山頂上「山口屋」付近で7月25日から、KDDIグループのワイヤ・アンド・ワイヤレスが提供する公衆無線LANサービス「Wi2 300」が使えるようになった。頂上で公衆無線LANサービスを提供するのは同社が初めて。
富士山が世界遺産に認定され、外国人観光客を含めたくさんの人が訪れるようになったことを受け、「快適な通信環境を提供したい」と始めた同サービス。KDDIのLTEが山頂で使えるようになったことも一因とし、来年以降も継続していきたい考えだという。
同社広報部の中尾さんは「気象情報を活用し安全に登山下山をしてほしい。また、登頂の喜びなどをSNSなどで共有していただきたい」と利用を呼び掛ける。
利用するには「Wi2 300」の契約(有料)が必要。外国人でもクレジットカードがあれば即時申し込みができる。