富士山麓を1周するレース「ウルトラトレイル・マウントフジ(UTMF)」が4月25日~27日、開催される。スタートとゴールは八木崎公園(山梨県富士河口湖町小立)。主催は、NPO法人「富士トレイルランナーズ倶楽部」と富士河口湖町、鳴沢村、身延町、富士宮市、富士市、裾野市、御殿場市、小山町、山中湖村、忍野村、富士吉田市から成る実行委員会。
今年で3回目の開催となる同大会。参加人数は約1200人(海外選手約300人)。富士山の山麓、登山道、歩道、林道などを走るコースで、距離は約169キロ、累積標高差は約9478メートル。
世界最高峰とされる「ウルトラトレイル・デュ・モンブラン(UTMB)」の世界初の姉妹大会である同大会。トレイルランニングの魅力と富士山の素晴らしさを国内外に広く伝えるのが目的という。ヨーロッパやアメリカから世界のトップ選手も参加する。
静岡県富士市から山梨県富士河口湖町までを巡る「STY(静岡から山梨)」も同時開催。
各地に配置するエイドステーション(選手休憩所)では、11市町村の協力により「地域の魅力」を伝える活動を行うほか、八木崎公園では協賛のゴールドウィン(東京都渋谷区)が「ザ・ノース・フェイス」のブースを開設。トレイルランニングに適した機能・デザインを持ったウエア、グッズ、シューズなどを販売する。
UTMFのスタートは25日15時。大会は今月27日まで。