富士山をテーマにしたコンセプトショップが7月18日、富士急行線富士山駅の駅ビル「Q-STA」（山梨県富士吉田市）にオープンした。

「富士道銘菓　杖」と「富士山どらやき」

　店舗面積は約102平方メートル。富士山観光や登山に訪れる観光客と地域在住者に富士山麓の魅力を伝えていけるようにと「GATEWAY FUJIYAMA富士山駅店」「ヤマナシハタオリトラベル Mill Shop」の2店舗を構える。

　「GATEWAY FUJIYAMA富士山駅店」は地元の銘菓、土産品、山梨ワイン、お酒など、「地域色豊かな品々」を扱うスーベニアショップ。

　「ヤマナシハタオリトラベル　Mill　Shop」では、江戸から続く織物産地である地元富士吉田市や西桂町のクリエーターが作ったネクタイなど、地元産の織物プロダクトを展示販売する。ヤマナシハタオリトラベルは山梨県の織物製造企業11社によるグループで、同グループが常設店を設けるのは初めて。

　取り扱う菓子は、富士登山の金剛づえをイメージしたアーヴェント（富士吉田市）の「富士道銘菓　杖（つえ）」（1本170円、5本850円、10本1,910円＝箱入り）、東京屋製菓（同）「富士山どら焼き」（1個150円、5個870円＝箱入り、10個1,730円＝同）など。

　フジヤマ・クオリティの小窪さんは「富士山観光のお客さまだけでなく、地元のお客さまにも喜んでいただける銘菓やこだわりの銘品を用意している」と紹介する。

　営業時間は10時～20時。