静岡県と山梨県の各所で「富士山の日」となる2月23日、富士山に関連したさまざまなイベントが行われている。
日本の象徴である富士山について県民が学び、考え、思いを寄せ、富士山の豊かな恵みに感謝するとともに、富士山を後世に引き継ぐことを期する日として、両県が条例で定める「富士山の日」。
両県は1998年に、日本のシンボルである富士山を世界に誇る山として、後世に継承するための全国的運動の原点となる「富士山憲章」を定めており、「富士山の日」はその理念に基づき制定されている。
2013年の富士山世界遺産登録後4度目となる「富士山の日」を迎えた今回は、両県共同で知事や県議会議員などが集まる「富士山の日フェスタ2017」を開催。
山梨県の富士急ハイランドでは、富士山にちなみ名前に「フジ」が付く人や、両県民を対象にした割引サービスを実施。「富士山世界遺産センター」では富士山にちなんだイベントを展開する富士山の日イベント「223(富士山)ウィーク」を展開している。
静岡県では、まかいの牧場や、富士山こどもの国などで「富士山の日」イベントを開催。東名高速道路富士川サービスエリア(上り)「EXPASA(えくすぱーさ)富士川」では同日、大観覧車「Fuji Sky View(フジスカイビュー)」がオープンした。