1,000円札のデザインとなった本栖湖西岸の「中ノ倉峠」(山梨県身延町)の展望地に11月30日、展望デッキがオープンした。
富士山が世界遺産に登録されたことを機に環境省が進めている「富士山ビューポイント整備」の一環。遺産地域の大部分を占める富士箱根伊豆国立公園において世界遺産である国立公園にふさわしい「質の高い利用」を推進しようと、富士山周辺のビューポイントにおける展望地の整備を進めている。
階段状の展望デッキになっており、展望地周辺と展望地につながる登山道入り口に案内標識などを設置した。同地からは本栖湖面に映る「逆さ富士」を見ることができ、写真家の岡田紅陽さんが撮影した「湖畔の春」は日本の紙幣の図様(旧5,000円札・現1,000円札)に採用されている。
今後の維持管理は、環境省と身延町で維持管理協定を締結し、身延町や本栖湖西部観光協会など地域関係者の協力を得て、展望地の維持管理を実施していく。
環境省・富士五湖自然保護官事務所の房村さんは「日本でも随一の絶景を安全に快適に見られるようになった。これからの時期は寒くなるが、服装足下十分注意して、ぜひお越しください。なお、展望デッキまでは30分の上りになる」と呼び掛ける。