富士サファリパーク(静岡県裾野市)は10月上旬から、サファリゾーンでチーター3兄弟を公開している。
今年1月に誕生し、「ふれあいゾーン」で4月末~7月に公開、その後はサファリゾーンにデビューするために準備をしていたという3兄弟。名前はまだ付いておらず、性別は全頭雄。現在の大きさは体長80センチ程度で、体重は約10キロ。
展示当初は、ほかの成獣チーターや環境に慣れておらず落ち着きが無かったという。成獣に比べるとまだ体も小さくあどけない表情をしているが、徐々に慣れ現在では3頭で元気に走り回ったり、じゃれ合ったりしている姿が見られるようになった。
同園担当者は「チーターは、野生下では年々生息数が減少しており、繁殖・保護が叫ばれている動物。当園ではこの希少動物の繁殖に取り組んでいる。ぜひチーターの生き生きとした姿をご覧いただきたい」と話す。
入園受付時間は10時~15時30分(11月1日~3月15日)。入園料金は、大人=2,700円、子ども=1,500円、シニア=2,000円、3歳以下無料。