山梨県都留市大原地区に11月5日、山梨県初の重点「道の駅」である観光拠点「道の駅つる」(都留市大原)が開業した。
重点「道の駅」とは、地域活性化の拠点となる優れた企画があり、今後の重点支援で効果的な取り組みが期待できるものとして、「道の駅」の整備の企画段階から国土交通大臣が選定する施設。
「道の駅つる」では、野菜や加工品、手作りの品々など市内を中心にした120の生産者の商品が自らの手で店頭に並べる「農産物直売所」や、「地産地消レストラン」を開設。
地元豚肉を使ったソーセージ作りがなどができる体験施設やキッズルームなども用意しているほか、建物外部は芝生広場や多目的広場などを設置し、買い物だけでなく訪れた人たちがゆっくりと憩える場所にしたという。
地産地消レストランでは「富士湧水ポーク」を使ったメニューを用意しており、新鮮な豚肉を届けるために精肉加工室を設置。地元の女性が集まって手作りの総菜を作る総菜加工室なども完備する。
東京・恵比寿で5年連続ミシュランガイド入りを果たしたフレンチレストラン「emuN(エミュ)」オーナーシェフ・笹嶋伸幸さん監修の道の駅オリジナル弁当も毎日、数量限定で販売するという。
メニューは、「富士湧水ポーク」を使ったメニューは、「ポークソテー」(650円)、「ヒレカツ」(680円)、「ロースカツ」(600円)、「ハンバーグ」(550円)。地元食材を使ったメニューは、「高菜チャーハン」「ライスコロッケ」(以上380円)、「じゃこサラダ」(180円)、「茶碗蒸し」(120円)。
営業時間は9時~17時30分(1月5日~3月31日は17時まで)。12月31日~1月4日は休館。