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富士スピードウェイで「ママチャリGP」 チーム対抗7時間耐久レース実施

「ママチャリ日本GP」過去開催時の様子

「ママチャリ日本GP」過去開催時の様子

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 富士スピードウェイ(静岡県駿東郡小山町)国際レーシングコースで2017年1月7日、「第10回 ママチャリ日本GP チーム対抗7時間耐久ママチャリ世界選手権」が開催される。冠協賛企業は、自転車専門店「サイクルベースあさひ」を展開する「あさひ」(大阪市)。

富士を望むコースでのママチャリレース

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 普段「FIA世界耐久選手権」や「SUPER GT」など主要レースの舞台となるレーシングコース(1周=4563メートル)を使って、26インチのカゴ付き買い物用自転車(通称ママチャリ)を駆使し、チーム内で交代しながら7時間を走り抜く正月恒例イベント。

 今年の開催(1月9日)では、1330チーム、2万5700人が参加。1位は53周(約242キロ)だったという。レースのクラスは、8段変速以下のママチャリでの「ママチャリ」と、ギアが無いママチャリの「無段」、今回新設する男女カップル2人での「ラブラブ」の3つ。

 1チームの参加ライダーは3人以上(ラブラブクラスは2人)で、総数は10人以下。参加者は5歳程度の子どもから、70歳超えの人、サイクルロードレースにも参加するアスリートや、着ぐるみやコスプレ参加など幅広いという。

 レース事務局の担当者は「毎年の恒例で参加するチームも多い。基本的にエンジョイ派が多く見受けられるが、2割の参加者はガチだと思う」と話す。場内は、走り終えた人たちや応援に来た人たちなどがチームの仲間と共に談笑し食事を楽しみながらコース脇から声援を送るなど、毎年「終始和やかな雰囲気」だという。

 真夜中のレーシングコースで実施する「ナイト・エレクトリカルラン&ウォーク」や、10大会連続出場チームの表彰式、投票による「コスプレGP」、「ミス・ママチャリGP」なども予定。レース終了後には、スーパーフォーミュラとインタープロトの全開走行を披露する。

 会場では、ピットガレージや暖房完備のクリスタルルームが無料で利用でき、ピットブル裏のパドックエリアは前日夕方から翌日まで開放、指定場所ではバーベキューも可能。ピットの一部では、「あさひ」スタッフによる修理やメンテナンスも実施する。

 担当者は「このレースはその気になれば誰でも参加できる敷居の低い世界選手権。BBQを楽しんだり、ガチで順位を競ったり、おのおのの趣向とアイデアで楽しむことができる。ぜひ一度ママチャリの最高峰レースにチャレンジください」と参加を呼び掛ける。

 参加費は1チーム2万円。申し込み方法はホームページから確認できる(申込書は12月5日必着)。

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