富士市役所2階市民ロビーで現在、地場産業の紙で作った「富士山オブジェ」を展示している。
市民団体の「オール富士さん!」が制作したダンボールオブジェ「富士登山」は、高さ約2.3メートル、幅約7メートル。紙粘土で作られた登山者がいろいろな格好をしながら富士山を登っていく様子が再現されている。「頂上に行くに従って表情が豊かになる。スケール感と人形の表情の豊かさに評判がある」という。
世界遺産登録記念日の6月22日には世界文化遺産登録1周年特別イベントを開催。参加者が持参した紙箱を使って家やビルを制作するワークショップ「富士のまちを一緒に創っていこう!」、「富士山の切り絵で遊ぼう」、約30メートルのミニ鉄道に乗ることができる「ミニ岳南電車に乗って富士のまちへ出発進行!」、富士市立博物館の資料提供による「富嶽三十六景の展示」のほか、お茶や駄菓子、おもちゃなどの雑貨・食料品を販売する「地元のお店」9店が出店する。
「オール富士さん!」事務局の大田さんは、「とても楽しいイベントになっているので、ぜひお越しください」と参加を呼び掛ける。
富士山オブジェの展示時間は平日8時30分~17時15分。今月30日まで。特別イベントの開催時間は10時~15時。参加無料。