プラチナ万年筆(東京都台東区)は7月1日、「夜明けを待つ河口湖」をイメージした万年筆「#3776センチュリー 河口」を発売する。
万年筆は、長さ139.5ミリ、最大径15.4ミリ、標準重量は21グラム。2500本限定の販売でシリアルナンバーが彫刻される。軸色には夜明け前の一瞬に河口湖が深いブルーに染まる色合い「ドーンブルー」を採用。湖面の鏡のように張りつめた部分と穏やかに波立つ部分が交差する情景を「光線彫り」で表現。キャップ上部には夜明けにうっすらと浮かび上がる富士山をあしらった。
同万年筆は、同社が2010年から順次発売する「富士五湖シリーズ」の最終モデル。これまで「本栖」「精進」「西」「山中」を発売してきた。
担当者は「スリップシール機構の採用で『乾かない万年筆』を実現した実用性と、高級感あふれるデザイン性で、これまで『富士五湖シリーズ』を収集されてきたユーザーから一般の方にまで、使う楽しみと持つ喜びをもたらすこだわりの一本となった」と自信をのぞかせる。
価格は2万5,000円(税別)。全国の販売店などで販売する。