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富士サファリパークでアメリカグマの赤ちゃん公開 三つ子で元気よく

アメリカグマの親子

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 富士サファリパーク(静岡県裾野市)が6月1日、アメリカグマの赤ちゃんの一般公開を始めた。

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 今年1月5日に生まれた三つ子のアメリカグマ。性別はオス1頭、メス2頭。出生当時の推定体重は300~500グラムで「手のひらぐらいの大きさ」だったが、現在は体長約60センチ、体重は約10キロの大きさに成長している。赤ちゃんの名前はまだ決まっていない。アメリカグマの赤ちゃん公開は2012年以来3回目。

 赤ちゃんは同園の動物舎内で誕生し母グマと共に過ごしてきた。母子ともに順調で、気候も徐々に暖かくなってきたことを受け、野外の環境に慣らす訓練を開始。サファリゾーンでも落ち着いて過ごせるようになったことから一般公開に踏み切ったという。

 同園では現在、草の上で転げまわったり木に登って遊んだりする元気な様子や、母親に寄りかかって甘えている子グマの姿が見られるといい、同園企画販促課の吉田孝臣さんは「成長が早く今が一番かわいい盛りなので、ぜひ見ていただきたい」と呼び掛ける。

 入園時間は9時~17時。入園料金は、昼のサファリ=大人2,700円、子ども1,500円、シニア2,000円、3歳以下無料。

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