富士山須走口5合目から御殿場口方面へ歩いて30分ほどの「まぼろしの滝」が、もう少しで見頃を迎えそうだ。
富士山の雪解け水が地面に染み込まずに滝となって現れる「まぼろしの滝」。例年であれば既に見頃を迎え、場合によっては終わりのごろにあたるが、今年は「今から」だという。
「最近、麓はとても暖かい日が続いているようだが、五合目はストーブとこたつをつけているほど寒い」と山荘菊屋(富士山須走口五合目)主人の渡辺昇さん。
16日、まぼろしの滝の撮影に来ていた田中さんは「山開きが近いのに今年はまだ雪がたくさん残っており、長い間まぼろしの滝が楽しめそう」と話す。
まぼろしの滝は、「朝早くではなく、昼過ぎから午後にかけて」が水量も多く、おすすめという。