富士山の世界文化遺産登録から3年目となった2015年、富士山経済新聞の年間PV(ページビュー)ランキング1位に輝いたのはローソンの期間限定おにぎり「富士山サーモン醤油漬け」の発売を伝える記事だった。
トップ10の半数を占める新しい道路や施設に関する記事は、2位の「富士山の登山鉄道計画」に関する記事や、5位の新しく開通したトンネルの話題をはじめ、6位の「星のや富士」、9位の「富士山登山道の難易度」、10位の「富士山に一番近いスタバ」。
ランキングは、今年 1 月1 日から12 月27 日までに配信したヘッドラインニュースのPV を集計したもの。上位10 位のランキングは以下の通り(カッコ内は掲載日)。
1. ローソンおにぎり「富士山サーモン醤油漬け」発売
2. 富士山に「登山鉄道」 冬季の5合目観光も視野に
3. 富士山五合目からブルームーン 次回は2018年
4. 富士山山頂への「光の道」、準備着々 登山シーズン目前
5. 「新倉河口湖トンネル」開通へ-富士吉田・河口湖間の渋滞解消に期待
6. 河口湖に「星のや富士」 「丘陵のグランピング」コンセプトに10月開業へ
7. 砂走の駆け降りが見どころ 「富士登山駅伝」、御殿場滝ヶ原自衛隊が優勝
8. 富士本栖湖リゾートで「富士芝桜まつり」 80万株が「咲き始め」
9. 富士山の登山難易度発表 5つのルート、御殿場口が最も高く
10. 富士吉田市に「富士山に一番近い」スターバックス
そのほか、ユーザーの注目を集めたのは季節の観光情報に関する記事。「ブルームーン」や「富士芝桜まつり」、「まぼろしの滝」、富士五湖の花火大会、「クリスマストレイン」、「紅葉まつり」などの話題に関心の高さが伺えた。
2016年は、富士山世界遺産登録維持のために環境保全策(「保全状況報告書」)を提出しなければならない節目の年。富士山と周辺の観光・環境に関する取り組みをいち早く伝えていきたい。