「富士ゴルフコース」(山梨県山中湖村)が8月1日、開場80周年を迎える。
1935(昭和10)年8月1日に、山梨県で初めてのゴルフ場としてオープンした同施設。コースは18ホール。距離は、アウト=3450ヤード、イン=3342ヤード。工学博士の明石和衛さんが設計した。
土木用重機も十分でない時代に、溶岩台地を人力で切り開いたといい、80年たった現在も「手作りコースの風情」が感じられる。当時のパンフレットには「弧線を描いて中空に飛ぶ白飛は時に富士の肌をかすめ、 時に山中湖を越えて対岸の芝山を跳躍するかのように見える。その雄大豪華なること正(まさ)に天下無双である」と紹介されていたという。
当日は、「開場80周年記念オープンコンペ」も開催。コンペ賞品は総額80万円相当を用意。女子プロゴルファーの古閑美保さんを招き、ニアピンコンテストやミニトークセッションを行う。
イベント担当者は「雄大な富士山の麓で、多くの方々に愛され、80年間の時を刻んできた歴史深きゴルフ場で、 古閑美保プロとの特別な一日を過ごしてほしい」と呼び掛ける。
記念コンペ参加料は、1人2万8,080円(プレーフィ・キャディフィ・パーティー代・商品代・利用税込み)。