「第3回Karatedo Mt.Fuji Junior Championship in Gotemba(空手道マウントフジ・ジュニア・チャンピオンシップ・イン・御殿場)」が12月1日、御殿場市体育館(御殿場市茱萸沢)アリーナで行われる。
東京2020オリンピック大会のレガシーとして「空手のまちづくり」を推進する象徴的なイベントで、地方自治体が新設した唯一のレガシー大会となる同大会。高校日本代表クラスの選手のみを招待し、世界ジュニア選手権のルールや予選ラウンド制を採用。「世界での活躍を目指す高校生のステップアップ」が大会のコンセプト。「空手や武道の魅力を空手発祥国日本の高校生を通じ国内外に発信する」ことにも重点を置き、大会の模様はユーチューブで配信する。
競技内容は、男女各3種体重別での個人組手(各8人。ラウンドロビン制)に加え、男女個人形(各8人)と団体形(各2校)のエキシビション演舞も行う。
出場校は全国インターハイ史上初の大会4連覇の実績を持つ地元の御殿場西高校、インターハイ男子個人組手で1、2位を飾った日本航空高校(山梨県)、全国高校選抜大会の個人組手で男女共に優勝した福井工業大学附属福井高校(福井県)に加え、静岡県内や全国インターハイの上位者、全日本ジュニア強化選手の推薦者も参加する。
当日は、地元の空手キッズ約80人による演舞や小学生330人が書いた「空手」の文字を使った会場演出、市内名産「みくりやそば」など地元で人気のキッチンカー4店の出店なども予定する。
御殿場市スポーツツーリズムスタッフの尾崎希望さんは「高校トップレベルの大会かつ『魅せる空手』をコンセプトとして、空手を初めて見る方でもわくわくするような演出が見どころ。本大会から、市内空手キッズたちによる演武や決勝戦のエスコートキッズ、市内小学生による330枚の『空手の書』を会場一面に張り巡らせるなど『空手のまち御殿場』ならではの取り組みを数多く盛り込んでいる。この機会に、ぜひ会場へお越しいただければ」と呼びかける。
開催時間は9時~17時(8時開場)。入場無料。