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富士吉田市にスローフードレストラン「麓」 山梨県産食材使った料理提供

溶岩石を使ったしゃぶしゃぶ(写真提供=キャップクラウド)

溶岩石を使ったしゃぶしゃぶ(写真提供=キャップクラウド)

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 スローフードレストラン「麓 -ROKU-」が10月23日、山梨県富士吉田市にオープンした。運営はキャップクラウド(新宿区)。

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 山梨県産の農作物を使う料理を提供する同店。料理をイタリア料理店「ブラッチェリーアロトンド」(渋谷区)の丸原正直シェフが監修する。

 店内には、地域交流を促進することを目的にしたシェアスペースを併設し、地元の食文化や伝統を学ぶイベントなどを開催していく。

 メニューは、甲州地鶏、甲州牛、甲州ワインビーフ、甲斐AKポーク、甲州ワイン鱒(ます)、ジビエ、野菜などを、まきや炭火で焼く串焼きメニューや、武川米などの山梨県の米を使ったおかゆや焼きおにぎり、山梨食材のジェラートやソルベなどを用意する。

 このほか、「富士山溶岩石プレート焼」(信玄鶏もも肉=2,200円、甲斐AKポーク=2,750円、甲州ワインビーフランプ=4,950円)や、溶岩石を使ったしゃぶしゃぶ、「パスタほうとう酒かすかぼちゃクリームソース」「パスタほうとうみそボロネーゼ」(以上1,980円)などを用意する。

 キャップクラウド社長の萱沼徹さんは「地元食材の活用や地域企業との連携を通して富士吉田市の地域活性化に貢献し、食品ロスゼロを目指すなど、SDGsへの取り組みも行っていく。接客DXやフードテック技術を導入することで、地域の人手不足問題に対応し、高度な調理技術を必要とせずに一定の品質を保つことができるシステムを丸原シェフの監修の下導入したことにより、特別な技術を持つ人材に頼らなくても地域の人が活躍できる場を創出し、地域活性化への新たな解決策を提示していく」と話す。

 営業時間は10時~21時。しばらくはランチタイム(10時~16時)のみ営業する。営業日などはホームページで公開する。

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