バットマンのコスプレをした自称「バッタモン」が5月6日、富士スピードウェイ(静岡県小山町)で開かれるアメリカ生まれの車・バイクの祭典「IKURA'S AMERICAN FESTIVAL 2015」のドラッグレースに出場する。
「バッタモン」は今年1月28日に東急百貨店吉祥寺店付近にて目撃され、ツイッターで話題になった。イベントにはバットマンの「バッタモン」のほかに、バットマンシリーズに登場するキャットウーマンの「ニャンコウーマン」、ロビンの「フビン」も同行。「スタート前のパフォーマンスを派手にやりたい」と意気込む。
ドラッグレースには20年ほど参戦し優勝経験もあるという、バッタモンを名乗るカーレーサーのジェイク稲垣さん。バッタモンとしてレースに出場するのは今回が初めて。「優勝を狙うが、自分の場合、エンターテインメントがメーン。来場客に喜んでもらうのが最大の目的」と話す。
警察と連携して危険ドラッグ、ながらスマホの撲滅運動も行うバッタモン。現代の若者の車・バイク離れに一役買って、子供のころから車に興味を持ってもらうことで、将来の自動車産業活性化に役立ちたいと活動する。「70年の歴史のあるバットマンという偉大なヒーローを汚さぬよう、バッタモンとしてまい進する所存。温かく見守っていただければ」とも。
ドラッグレースは、富士スピードウェイレーシングコースで行われる。メーンスタンド前のメーンストレートのうち4分の1マイル(402メートル)を使って競う。
イベント会場にはクロちゃんこと黒岩唯一さんを迎えるほか、スペシャルライブを実施。イベント広場では、フリーモトクロスのライダーたちによる空中で華麗な技「トリック」の披露や、アメリカ生まれの車・バイクに加え、国産カスタムカー、ハーレーダビッドソン、ローライダー、SUV、ストリートバイクなどが集まる「カーショー・モーターサイクルショー&コンテスト」なども行う。
入場料は、前売り=4,500円、当日=5,500円。