トレイルランニングイベント「Saiko Re-Trail Run」が8月24日、山梨県の西湖周辺で開催される。

　西湖のほとりにある60年前まで使われていたという古道「旧根場通学路」を走り、当時の子どもたちが眺めていた富士山、西湖、樹海の魅力を再発見することを目的に、昨年7月に初開催した同イベント。

　コースは、アミューズヴィレッジをスタートし、旧根場通学路に入り、西湖を右手に望みながら山梨百名山「足和田山」の山頂「五湖台」まで駆け上がり、帰りは富士山を横目に、東海自然歩道や紅葉台を通過。根場浜から旧根場通学路へ入り、アミューズヴィレッジへ戻る。

　ランナーだけでなく、一緒に来た家族や友人も楽しめるよう、山梨県産のドライフルーツやゼリーなどの物販、ヴィーガンドーナツやスープなどのフード販売を行う。このほか、足こぎカヤック、 トレッキング、ワークショップなどのアクティビティーも用意する。

　トレイルラン後には、一緒に走った人同士や、家族たちと交流するアフターセッションを行い、ランナーには食事を用意する。このほか、アミューズヴィレッジ宿泊プランも設定する。

　レースプロデューサーの福田六花さんは「美しい原生林、神秘的な樹海、富士山や西湖を臨む絶景、緩やかで走りやすいトレイル、激坂など、レースのなかにすてきなストーリーが詰まっている。標高900～1300メートル の西湖トレイルなら8月でも快適に走ることができる」と話す。

　開催時間は11時30分～18時30分。参加費は9,000円。