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富士吉田市で布の芸術祭「フジテキスタイルウィーク」 織物と芸術を融合

FUJI TEXTILE WEEK 2021出展作品「裏地 裏富士」(作=西尾美也さん、撮影=吉田周平さん)

FUJI TEXTILE WEEK 2021出展作品「裏地 裏富士」(作=西尾美也さん、撮影=吉田周平さん)

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 伝統織物産業と現代アートによる布の芸術祭「FUJI TEXTILE WEEK 2023(フジテキスタイルウィーク)」が11月23日から、富士吉田市で開催される。主催は富士吉田市。

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 1000年以上続く織物の町・富士吉田市から、「テキスタイル(織物)の未来」を発信することや、伝統産業や地域の活性化を目的にしている同イベントは今年で3回目。

 織物産地の事業者と国内外の12組のアーティストがコラボし、作品やテキスタイルを軸にした作品を展示する「アート展」、産地の歴史にふれてもらうアーカイブ展示や、生産者たちとのビジネスマッチングを行う「デザイン展」を展開。会場は街の空き家や工場跡地などを活用する。

 産地のファクトリーブランドの商品や、地域の織物工場の倉庫に眠っていた布の販売などを行う「B TAN マーケット」、繊維業界の人やビジネス層向けの「生地展」、産地の生産者との商談・マッチングプログラムを展開する。

 このほか、富士山の世界文化遺産登録10周年記念企画として、通常では入ることのできない建物の屋上などを開放し富士山を眺めるツアー「FUJI SKY ROOF(フジ スカイ ルーフ)」、フォトコンテストも行う。

 FUJI TEXTILE WEEK事務局長の八木毅さんは「アートが持つ自由な発想や表現の可能性と地域の経済活動を結ぶことで、地域活性のヒントにつながれば。『布の芸術祭』という名前の通り、布をたくさんみて・ふれて・参加して、布をいっそう好きになるきっかけがこの芸術祭にある。そして、富士山と共にあるこの街で、富士の風景をみながら、アートをみたり、ご飯を食べたり、ゆっくりと1日を過ごしてもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~16時。月曜休み。12月17日まで。

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