朝霧高原の「まかいの牧場」(静岡県富士宮市)が3月6日、ヒツジとヤギの赤ちゃんの「めぇ~めぇ~権」の販売を始めた。
「めぇ~めぇ~権」は、客が赤ちゃんヒツジ・ヤギの名付け親になれる権利。一昨年と昨年に続き3年目になる企画で、過去には70通ほどの応募があったという。同園では、毎年1月から3月にかけてヒツジとヤギが出産シーズンを迎える。
名付けの対象は今年生まれたヒツジとヤギの赤ちゃん13頭。価格は1万円で招待券5枚付き。販売で得た収益は、赤ちゃんヒツジとヤギの餌代に充てる。
命名できる名前には、母親の名前に由来する2~4文字程度でといったルールがある。1頭に複数の応募があった場合は飼育員の選考で決める。
昨年の名付けでは、母ヒツジ「おもち」に対し応募名「ちまき」、母ヒツジ「はなび」に対し「まつり」、母ヒツジ「ぼたん」に対し「つぼみ」などがあった。
同施設広報担当者の井出紗由美さんは「愛着が湧く名前を付けてもらい、成長を見に足を運んでもらいたい」と話す。
応募は4月5日まで。