「ホテルマウント富士」(山梨県南山中湖村)が2月23日から、名物企画「富士山が見えなかったら、無料宿泊券をプレゼント」を展開する。
富士山を鑑賞や撮影するのに最も適したシーズンに、多くの人に訪れてほしいと1971(昭和46)年に始まった同企画。山中湖畔の大出山山頂に建つ同施設は、遮る物がなく富士山を眺めることができるのが立地。施設内の大浴場「満天星の湯」や、展望露天風呂「はなれの湯」からも富士山を望める。
企画では、チェックインからチェックアウトまでの間に富士山頂が1分以上見えなかった場合、1室2人分のルームチャージが無料になる宿泊券を進呈する。宿泊券は、次回の宿泊で使ってもらう。
同ホテルを運営する「富士急行」(富士吉田市)の広報担当者は「この時期は空気が澄み渡っているため、裾野までくっきりときれいな富士山が見られる。朝方には『紅富士』を眺めることができ、山中湖周辺では『ダイヤモンド富士』も鑑賞できる。中腹まで真っ白に雪化粧したダイナミックな富士山を楽しんでほしい」と話す。
展開は3月5日まで。