活貝の販売と網焼きを行う「卸直売&バーベキュー活貝センター 富士吉原漁港」が12月1日、静岡県富士市の吉原商店街にオープンした。
全国各地の漁港や市場から仕入れた国産のカキやハマグリ、サザエなど10種類以上を取りそろえ販売。店内には大型水槽を設置し、新鮮な状態を保っている。広島県産カキ(1個279円)、北海道産エゾアワビ(1個465円)、千葉県産黒ハマグリ(100グラム149円)などを販売する。価格は時期や仕入れ状況により変動する。
店舗面積は約80平方メートル。席数はテーブル=8席、座敷=16席。各テーブルに網焼き機が設置され、セルフサービス方式で購入した貝を焼いて食べられる。調味料や野菜類の持ち込み可。ドリンクは、ビール(275円)、日本酒、白ワイン(以上330円)など13種類をそろえる。
店主の佐野容平さんは、すし店や海鮮料理店で経験を積んだ目利きを生かす。「今の時期のお薦めはカキ。海水に浸して生きた状態なので、網で焼くだけでも塩味があり十分おいしい。調味料の持ち込みができるので、レモンやポン酢に合わせるなど、好みでアレンジして楽しんでもらえたら」と話す。
営業時間は12時~23時。月曜定休(年内は12月31日のみ休み)。