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FDAがバイオ燃料「サステオ」で富士山遊覧飛行 アプト式列車やSL乗車体験も

SAFを利用した富士山遊覧フライトツアー(イメージ)

SAFを利用した富士山遊覧フライトツアー(イメージ)

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 持続可能な燃料(SAF)を利用したフジドリームエアラインズが11月29日、自社初となる一般客向けフライトツアー「フジドリームエアラインズ富士山遊覧飛行と大井川鐵道・南アルプスあぷとライン」の販売を始めた。

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 フジドリームエアラインズ(以下FDA)(静岡県静岡市)、富士山静岡空港(牧之原市)、大井川鐡道グループ(島田市)の3社が連携して行う同ツアー。国土交通省が進める、二酸化炭素削減に向けた取り組み 「富士山静岡空港グリーン・フライト&エアポート」の第1弾企画となる。3社が2018(平成30)年から始めた「富士山遊覧フライトツアー」の航空燃料の一部に、SAF「サステオ」を初採用する。富士山静岡空港を運営する三菱地所によると、「サステオ」は、ユーグレナ社が製造・販売するバイオジェット燃料で、使用済みの食用油や微細藻類ユーグレナから抽出した油などが主な原料という。

 2023年1月7日に行う同ツアーは、富士山静岡空港を出発する約40分間のフライトで、上空から富士山や駿河湾、日本平などを遊覧する。その後、アプト式列車「南アルプスあぷとライン」乗車、川根温泉ホテルでのランチバイキング、SL蒸気機関車乗車を行う。参加者には、SAF利用仕様の搭乗証明書とアプト式鉄道・SLの乗車証明書とFDAグッズを進呈する。

 FDA営業部の原崎友義さんは「FDAが一般のお客さまを乗せる遊覧飛行でSAFを使うのは初めて。富士山遊覧フライトツアーはこれまで約3,300人に利用された人気のフライトで、お客さまの満足度も高い。二酸化炭素削減にも寄与できるバイオジェット燃料を使ったフライトに興味を持ち、ツアーに参加してもらえたら」と話す。

 価格は、大人=3万9,800円、子ども(3~11歳)=3万7,800円、3歳未満=2,000円(席・軽朝食なし)。募集人数は70人、最小催行人数は50人。

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