富士山2合目に位置するスキー場「イエティ」(静岡県裾野市)が10月21日から、今期の営業を始める。
1971(昭和46)年に「日本ランドスキー場」としてオープンした同施設。1999(平成11)年からは人工降雪機によるゲレンデ整備で日本一早いゲレンデ営業を行い、今年で24年連続の記録となる。
同施設広報担当の嘉陽宗一さんは「昨年、一昨年は新型コロナウイルス感染症の影響もあり来場者が伸び悩んだが、今年は外国旅行者の解禁とイベント割の来場者の伸びが予想される」と話す。
営業初日には、オープニングセレモニーを行う。裾野市のマスコットキャラクター「すそのん」が来場するほか、先着300人にご当地グルメ「すその水ギョーザ」を提供する。
営業初日の10時までにコスプレをして来場した利用客に1日フリーパス(3,800円)を無料にするサービスも昨年に引き続き行う。
嘉陽さんは「昨年は竈門(かまど)炭治郎のコスプレした来場者が多く、毎年世相を表している。今年はどんな格好をして来場してくれるのか楽しみ」と期待を寄せる。
営業時間は10時~20時。営業は3月31日までを予定。