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岳南電車「機関車ひろば」が1周年 車両基地見学イベントも

展示されている電気機関車

展示されている電気機関車

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 岳南電車・岳南富士岡駅(静岡県富士市)にある「がくてつ機関車ひろば」が8月11日、オープンして1周年を迎えた。

今回販売されるオリジナルTシャツ

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 1948(昭和23)年から続く旅客・貨物事業を行ってきた同鉄道。2011(平成23)年に貨物事業を廃止したが、現在は旅客鉄道として「夜景列車」や保有する貨物路線を活用した運転士体験など、鉄道ファンを中心に人気を集めている。

 「がくてつ機関車ひろば」は、貨物事業時代に活躍し製造から90年以上経過した4台の電気機関車を停車。隣接するウッドデッキで電車を眺められる施設。

 同社鉄道部の今成祐太朗さんによると「年間訪問者数は5000人ほど。鉄道ファンだけでなく、地元のファミリー層にも来場してもらっている」と話す。

 施設オープンを記念して8月21日から、Tシャツなどのオリジナルグッズを販売する。オリジナルTシャツは施設内で展示されている4台の電気機関車の前面部がイラストでデザインされている。キャラクターアクリルキーホルダーは、電気機関車のほか現在運行している車両の2種類のデザインがある。

 施設の1周年を記念し、同社では子どもを対象とした「親子でおしごと見学in車両編」を開催予定。地宇実は硬券切符のはさみ入れや、車庫の見学・機関車の尾乗車体験などができる。イベントは21日午前と午後に行われ、事前の予約が必要。

 今成さんは「今後もひろばを活用したイベントを積極的に開催し、鉄道ファンおよびファミリー層の集客に努めていきたい」と期待を寄せる。

 TシャツはS~XLの4サイズで価格は2,500円。キーホルダーは各種550円。

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