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富士宮市観光紹介が「おやつ・ランチマップ」リニューアル 若者目線で編集

おやつマップを持つ小川会長と土井専務理事

おやつマップを持つ小川会長と土井専務理事

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 富士宮市観光協会(静岡県富士宮市)が5月15日、2022年度版「富士宮まちなか回遊 おやつ・ランチマップ」の配布を始めた。

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 市内中心部にある飲食店を「ランチ」「おやつ」のカテゴリで紹介する同マップ。本年度版は、ランチ=48店、おやつ=35店を掲載する。

 2017(平成29)年から製作している同マップについて、富士宮市観光協会の小川登志子会長は「富士宮市は富士山本宮浅間大社を中心に街が栄えているが、宿泊客は山梨県や周辺市に泊まる傾向が強く、滞在時間が短い。そのため短い時間でも楽しめるマップを考えた結果、気軽に食べられるランチとおやつに行き着いた」と話す。

 マップはほぼ毎年更新しており、地元20代のスタッフが取材・編集を手がける。マップにある手描きイラストは若手スタッフが1点ずつ描いているという。小川会長は「長く住んでいる住民と異なり、新しい発見がある。観光者向けだけでなく市内在住者にも活用してもらいたい」と話す。

 発行は1万部。富士宮駅にある観光協会をはじめ、観光施設各所に設置している。小川会長は「おやつだけでなくランチメニューも見ているだけで楽しい。現在は新型コロナウイルス感染症の影響で客足は鈍いが、県内観光など身近な人のガイドになってほしい」と話す。

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