朝霧高原の「まかいの牧場」(静岡県富士宮市)が現在、ヒツジとヤギの出産ラッシュを迎えている。
同園では毎年1月から3月にヒツジとヤギの出産シーズンを迎える。今年の出産は、ヤギ3頭、ヒツジ16頭を予定する。
今年最初のヒツジの赤ちゃんは1月25日に誕生。母親のおもちは、今回が3回目の出産で、スタッフが補助することなく10分ほどで出産した。赤ちゃんは生まれて10分ほどで立ち上がり、母親のお乳を探して飲んでいたという。「今はお母さんヒツジも赤ちゃんに寄り添い育児に積極的」といい、担当者は「黒い毛の女の子は、最近ずっと生まれていなかったので念願がかなった。元気に育ってほしい」とコメントしている。
現在ヒツジ3頭が生まれており、ヒツジの赤ちゃんは場内「羊の家」で見られる。運がよければ、客も出産のシーンに立ち会うことができるといい、昨年は客の目の前での出産は5、6回あったという。
今年も昨年と同様に、客が赤ちゃんヒツジの名付け親になる「めぇーめぇーの命名権」を販売する予定。同園担当者は「まかいの牧場のインスタグラムやツイッターでも赤ちゃんの様子をアップしていくので、家に居ながらにして赤ちゃんの様子も楽しんでもらえたら」とコメントしている。
まん延防止重点措置発令中の営業時間は10時~15時(土曜・日曜・祝日は16時まで)。3月18日までは水曜定休(祝日の場合は前日の火曜定休)。