裾野市が現在、第11回「富士山パノラマ菜の花&コスモス」フォトコンテストの作品を募集している。
裾野市街地から富士山へ向かう富士山を一望することができる市道の通称「パノラマロード」。沿道にある花畑エリア「パノラマ遊花の里」では毎年、「裾野市パノラマロードを花でいっぱいにする会」が菜の花とコスモスの植栽を行っている。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響でコスモスは植えず、土地を休ませ肥料をまくなどし土壌改良に努めた。今年は感染症対策を行い6月19日と29日の2回に分けて同会の会員がコスモスの種まきを行った。例年は9月下旬ごろにコスモスを刈り取るが、今年は全体的に発育が遅く、北側圃場のコスモスを11月中旬まで残す。
撮影対象は、同会が栽培管理する「菜の花畑・コスモス畑」のほか、同会が管理する圃場に咲く花や、パノラマロード沿いの花も対象となる。花のほか、富士山を入れて撮影することが必須。2020年1月1日以降に撮影されたもので、応募点数は1人3点以内。
写真はカラーの2L・キャビネプリントで単写真のみを受け付ける。提出先は市農林振興課「裾野市パノラマロードを花でいっぱいにする会事務局」(郵送可)。
選考は最優秀賞1点、優秀賞2点、入選5点以内を決定する。最優秀賞受賞者には1万円、優秀賞受賞者には5,000円、入選者には賞品を進呈する。
裾野市農林振興課の関野さんは「毎年、市内外の方からご応募いただき、審査員も感心し、驚き、唸るような作品が寄せられている。コスモスに関しては例年より長く楽しめるので、秋深まる風景と共に咲くコスモスの写真も、本格的な作品のほか携帯電話での撮影やスナップ写真なども気軽に応募してもらえれば」と話す。
締め切りは12月28日(必着)。