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富士山で「初冠雪」観測 見直し後改めて宣言

須走口五合目から望む富士山(9月27日撮影)

須走口五合目から望む富士山(9月27日撮影)

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 甲府地方気象台が9月26日、富士山で初冠雪を観測したと発表した。

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 初冠雪の条件は、「夏が終わった後、山麓の気象官署から見て、山頂付近が初めて積雪などで白く見えること」「富士山特別地域気象観測所の日平均気温の最高値が出現した日以降に、初めて冠雪を観測した日」としており、甲府地方気象台では富士山と甲斐駒ヶ岳で毎年観測を行っている。

 今年は8月4日に日平均気温の最高値が出現したものとし、9月7日に初冠雪を観測したが、その後9月20日に日平均気温の最高値が更新されたため、初冠雪は見直しとなっていた。

 富士山の初冠雪の平年値は10月2日で、今年は6日早く、昨年に比べると2日早い観測となった。最も早い初冠雪は2008(平成20)年の8月9日、最も遅かったのは2016(平成28)年の10月26日。

 甲府地方気象台が発表する「初冠雪」とは別に、山梨県富士吉田市の富士山課が独自に確認し2006(平成18)年から毎年発表している「初雪化粧」宣言も存在する。2019年は10月23日、2020年は9月21日、2021年は9月7日に「初雪化粧」宣言を行った。

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