青木ヶ原樹海の溶岩洞窟「富岳風穴」(富士河口湖町)で現在、「化石発見イベント」が開催されている。
富士観光興業(山梨県富士河口湖町)が運営する富岳風穴。「化石発見イベント」は、ライト片手に洞窟を探検し隠れたレプリカ化石を探し出すイベント。併せて同社が運営する「鳴沢氷穴」でも同期間中、恐竜ショートアニメ「ダイナ荘びより」とのコラボイベントを開催している。
富岳風穴と鳴沢氷穴は、864(貞観6)年の富士山の側火山である長尾山の爆発の際、古い寄生火山の間を溶岩流が流れ下ってできた2つのトンネル式洞窟。1年を通して平均気温0~3℃の洞窟内では、天井からしみ出した水滴が凍ってできた巨大な氷柱や万年氷が見られるほか、真夏は外気との気温差が最大32℃になるという。
「化石発見イベント」の参加者には、ティラノサウルス・トリケラトプス・プテラノドンの3種類のオリジナル恐竜カードの内1枚を進呈する。
営業時間は10時~16時30分(時期により変わる)。イベント参加費は500円(ミニペンライト・恐竜カード含む)。入洞料は、大人=350円、子ども=200円。9月20日まで。