「市制施行50周年記念 テレビ静岡 テレビ寺子屋公開録画」が8月29日、裾野市民文化センターで開催される。
「尾木ママが子育ての悩みをずばり解決!~子どもの生きる力を育むための親の接し方~」を講演テーマに実施する同公開録画。講師は「尾木ママ」の愛称で親しまれる尾木直樹さん。裾野市はテレビ静岡の協力の下、裾野市市制施行50周年の記念事業として企画した。
市生涯学習課の長田さんは「共働き世帯や核家族の増加など、子育てを取り巻く環境が変化し、社会全体で子育てを支援していく体制づくりが求められている。そこで、当市がこれまで重要施策として注力してきた子育てをテーマとして教育評論家として活躍されている尾木ママこと尾木直樹さんにお話をしていただく」と話す。
尾木さんは1947年滋賀県生まれの教育評論家。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都公立中学校教師として22年活動、その後、法政大学キャリアデザイン学部教授や法政大学教職課程センター長・教授など大学教育に22年携わり、合計44年間教壇に立った。定年退官後、現在は法政大学名誉教授。主宰する臨床教育研究所「虹」では、所長として現場に密着した調査・研究に取り組む。フジテレビ「ホンマでっか!?TV」、Eテレ「ウワサの保護者会」などのテレビ番組にも出演した。
申し込みは7月1日に公開される応募フォームまたははがきで申し込む。はがきで申し込む場合は代表者の氏名、住所、電話番号、年齢に加え、参加人数、同行者の氏名を記入し、任意で「尾木ママに質問したいこと」を書いて裾野市生涯学習課「テレビ寺子屋」係に送付する。申込期間は7月1日~8月6日。申し込みは1人1回、1回につき5人まで受け付ける(大人の膝上で観覧する乳幼児は申し込み不要)。電話やメール、ファクスでの申し込みは受け付けない。応募者多数の場合は裾野市民を優先して抽選が行う。当選の発表は入場券を発送することで行う。
長田さんは「当事業は子育てや教育について悩みを抱えている人、興味や関心のある人など、どなたでも参加可能。年齢制限はないのでぜひ申し込んでほしい」と話す。
開場時刻は12時30分。開会時刻は13時15分。入場無料。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、定員を大ホールの定員の上限50%以内(500人程度)にして行われる。会場の利用制限により静岡県民のみ来場可能。来場者のマスク着用が必須(乳幼児は除く)、入場の際の消毒、検温を実施する。その他、スタッフのマスク着用、講師の2週間前からの健康観察、舞台上にアクリル板を設置しての飛沫対策、閉会後のブロックごとの退場、館内消毒を実施する。
※裾野市民文化センターの県外利用制限が解除されたため、静岡県民以外の来場も可能になった。(7月4日追記)