俳優の「だいすけ」さんと松下幸司さんが11月25日、電子書籍「富士山で暮らす、けったいな人々 だいすけ&幸司の山小屋住み込み奮戦記」を発刊した。出版社は扶桑社。
2013年の夏、だいすけさんと松下さんが富士山本八合目の山小屋「胸突江戸屋」で住み込みで働いた70日間のドキュメント。「個性的すぎる」山小屋スタッフとの珍事件、下界で味わうことのできない「壮絶な日々」などを2人がそれぞれ文章にしている。
「ちょうど1年半ほど前、『世界遺産になった富士山に登って働いてこいよ、俳優じゃ稼げないんだし。男らしさのかけらもないからついでに根性もつけてこいや』と、マネジャーに命じられたのが全ての始まり」とだいすけさん。「山になじみのなかった僕らの体験記。富士山という名があるだけで特別なものに思えるかもしれないが、人間関係の悩み、慣れない仕事、自分の存在価値…下界の僕と変わらぬ悩みがあった」とも。
松下さんは「富士山に興味のある方、山登りが趣味の方、アウトドア好きな方、来年富士登山を計画している方などに読んでほしい。富士山情報満載で楽しんでいただける内容となっている」と呼び掛ける。
価格は300円。