山梨県は現在、富士山クリーンアップ事業のための寄付を受け付けている。
クラウドファンディング型ふるさと納税サイト「さとふるクラウドファンディング」を活用し寄付を募集する。
支援するのは、富士山の環境を守り後世に残すため、ボランティアスタッフと共に富士山麓に放置された産業廃棄物を撤去する認定特定非営利活動法人富士山クラブの「富士山クリーンアップ事業」。
「さとふるクラウドファンディング」は、ふるさと納税の仕組みを活用して、寄付金の使途に応じた事業を立ち上げ、寄付を募るサイト。寄付者はサイト上で具体的な寄付金の使途から寄付先を選択することができるほか、自治体への応援メッセージの投稿や集まった寄付金額を随時確認することができる。
県は、「富士山が世界遺産に登録された中、富士山麓の環境美化のため、長年放置されている大規模廃棄物を一掃することは重要であると考えている。本事業は、7年目であり着実に廃棄物の撤去・処理の成果をあげている。富士山麓の美しい環境を保全するため、皆さまのご協力をよろしくお願いいたします」とコメントしている。
受付期間は1月14日から3月1日まで。目標寄付額は60万円で、寄付金は廃棄物を掘削する重機の手配や、廃棄物の処分などに活用する。