花の都公園(山梨県山中湖村)で11月22日、山中湖アートイルミネーション 「FANTASEUM」が始まった。
使用している電球の数はおよそ50万球。14回目を迎える本年度は、山中湖村の村名変更50周年を祝うイベントとして位置付けている。
100メートルのイルミネーショントンネルとピラミッド型のウェルカムゲートを通りメーン会場へ。メーン会場にはイルミネーションの迷路や光の滝、動物や花をかたどったオブジェなど約100基の作品がある。園内「清流の里」にある温室では、うどんや焼きそばなどの軽食が食べられるブースを設けるほか、12月20日までの毎週土曜日と12月23日・24日・25日には花火を打ち上げる。
イルミネーションの飾り付けは山中湖村の住民有志が行っている。「手作り感のある、心が和むような優しい明かりを見てほしい」と広報担当の坂本さん。
「満天の星空の下、夕闇に浮かぶ富士山のシルエットを背景に、ぬくもりのあるイルミネーションを楽しんでほしい。同時期には富士山頂に夕日が重なる『ダイヤモンド富士』を花の都公園の敷地内で見ることもできる。山中湖の冬はとても寒いので、暖かい服装で来園いただければ」と呼び掛ける。
点灯時間は17時~21時。花火の打ち上げは20時から。入場無料。2015年1月4日まで。