富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)は6月・7月、「#真顔チャレンジキャンペーン」を展開した。
5月23日からさまざまな感染諸対策を講じた上で山梨県在住の人限定で営業を再開し、6月19日から全国47都道府県全ての客が入園できるようになった同園。
営業再開当時の感染諸対策の中で、遊園地協会のガイドラインに沿い「大声での発声を控える」よう促していたが、「厳しい」「不可能だ」との声が寄せられたことで、同園の公式SNSでは富士急ハイランド岩田大昌社長、富士急行堀内光一郎社長が出演するお手本動画として、絶叫コースターに真顔で乗る動画を公開した。
「#真顔チャレンジキャンペーン」ではそのほか、「#真顔チャレンジ」のSNS写真投稿企画や、各絶叫コースターでのライド写真を390円(サンキュー価格)で販売する企画も展開した。
富士急行の担当者は「動画が話題になったこともあり、かなり多くのお客さまにチャレンジしていただいた。乗車写真の販売についても、マスクをしているにもかかわらず多くの方に買っていただき、それなりの反響があったのではないかと感じている。動画にも登場した『富士急マスク』の売れ行きも非常に好調。絶叫マシンから聞こえてくる絶叫も少なかった」とコメント。
同担当者は「これからも富士急ハイランドは、世界最高水準の感染症対策を講じた上で、お客さまとスタッフの健康と安全を最優先に営業していく。安心してご来園いただき、思いっきり富士急ハイランドを満喫してほしい。皆さまのご来園心よりお待ちしている」とアピールしている。