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御殿場市で「御殿場桜まつり」 夜桜のライトアップや写真コンテストなど

第17回御殿場桜まつり写真コンテスト最優秀賞「夜桜の宴」(秩父宮記念公園)

第17回御殿場桜まつり写真コンテスト最優秀賞「夜桜の宴」(秩父宮記念公園)

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 「御殿場桜まつり」が現在、秩父宮記念公園、御東原循環線、東山観音堂、富士山樹空の森、御殿場高原時之栖、富士仏舎利塔平和公園(以上、静岡県御殿場市)で開催されている。

第17回御殿場桜まつり写真コンテスト優秀賞(御東原循環線)

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 秩父宮記念公園の樹齢130年以上の枝垂(しだ)れ桜をはじめ、御東原循環線の約1キロメートルに及ぶ桜並木など、桜の名所が多く存在し、重要な観光資源となっている御殿場市。同イベントは市外、県外の人に「御殿場の桜」の魅力を発信するとともに市内活性化を図ろうと2003(平成15)年から開催している。

 会場の秩父宮記念公園は1723年に建てられた茅葺の母屋に寄り添うように咲く樹齢130年の枝垂れ桜があり、2018(平成30)年に枝垂れ桜の夜桜ライトアップが日本夜景遺産に認定された。御東原循環線は約1キロメートルに及ぶ桜並木。東山観音堂はお堂の両脇から正面を覆うように枝垂れ桜が咲き誇り、朱塗りのお堂と桜のピンク色を楽しめる。富士山樹空の森はソメイヨシノや枝垂れ桜などが咲き誇り、富士山の裾野に位置することから富士山を間近に捉えて桜を楽しむことができる。御殿場高原時之栖は300メートルの桜並木があり、小高い「ありがた山」から桜を一望することができるほか、園内には3270本もの桜が生育している。富士仏舎利塔平和記念公園は公園中ほどにある「桜の園」を中心に約1500本の桜が咲き誇る。

 秩父宮記念公園、御東原循環線、東山観音堂、御殿場高原時之栖の4会場では夜桜のライトアップが行われるほか、御殿場市内の桜の名所を対象に御殿場桜まつり写真コンテストも開催される。写真コンテスト入賞者には御殿場の名産品が進呈されるほか、作品を広報や次年度のポスター・チラシに活用する。

 御殿場市観光交流課の熊谷友彦さんは「今回は新型コロナウイルスの感染拡大防止の観点から一部イベントと露天の出店を中止したが夜桜ライトアップなどのイベントについては問題なく開催する。日中見る桜とはまた違った幻想的な桜を見ることができる。ぜひ奇麗に咲き誇る御殿場の桜を見に来てほしい」と話す。

 点灯時間は、秩父宮記念公園と御東原循環線=日没~20時30分(4月12日まで)、東山観音堂=日没~21時(4月18日まで)、御殿場高原時之栖=日没~22時(4月12日まで、桜の開花状況で期間を変更する場合がある)。入場料は秩父宮記念公園=日中300円(夜間無料)、そのほか入場無料。4月12日まで。

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