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富士宮のクラフトビール店が「金賞」受賞 地元ハーブ農家とのコラボ結実

金賞を受賞した「黄蘗富士」を持つ、會森さん(左)と松本さん

金賞を受賞した「黄蘗富士」を持つ、會森さん(左)と松本さん

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 富士山本宮浅間大社前にあるブルワリーレストラン「Mt.FujiBrewing」(=マウントフジブリューイング、富士宮市大宮町、TEL 0544-66-5223)が、3月2日に発表があったビール品評会「ジャパングレートビアアワーズ2020」で金賞を受賞した。 

金賞を受賞した黄蘗富士(中央)と銀賞受賞の黒鳶富士(右)と銅賞受賞の柑子富士

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 この品評会は、2019年に開始されたもので今年が2度目となる。日本の地ビールとクラフトビールの品質向上を目指した大会で、全部で408品目が出品された。同施設はゴールデンエールタイプの「黄蘗(きはだ)富士」と、IPAタイプの「柑子(こうじ)富士」、スタウトタイプの「黒鳶(くろとび)富士」の3種を出品。黄蘗は金賞、黒鳶は銀賞、柑子は銅賞を受賞した。

 今回金賞を受賞した黄蘗富士は、地元富士宮でハーブ園を営んでいる「ハーブ工房松本」で栽培したレモングラス・レモンバーベナを使用し、香り高いビール仕上げたという。今回ハーブを提供した松本成章さんは「オープン前の2019(平成30)年の初頭からコラボレーションの話があった。こんなに早く自他ともに認めるビールができ上がったのは驚き。とても嬉しい」と話す。

 受賞した感想について、ヘッドブルワーの會森隆介さんは「松本さんのハーブのおかげで様々なイメージが生まれた。今回は風味と味わいがうまく表現できた結果。今後も富士宮を表現できるビールを作りたい」と振り返る。

 現在レストランでは受賞を記念し、3種の受賞記念ビールと1品を含んだ飲み比べできるビアフライトセット(1210円)を限定で販売中。「富士山の恵みを受けたビールをこのきっかけに楽しんでほしい」(會森さん)とも。

 営業時間は昼=11時~14時。夜=17時30分~21時30分。(金曜・土曜は23時まで)。火曜定休。

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