「かぐや姫伝説」発祥の地、富士市を広く全国にアピールする市の観光PR大使「第34代かぐや姫クイーン」「第34代かぐや姫」が7月28日、決定した。
富士市が「竹取物語」の発祥の地であることにちなみ毎年7月に開催する「かぐや姫コンテスト」。「かぐや姫クイーン」には富士市出身の22歳で白百合女子大学に通う大学生の吉川葉月さん、「かぐや姫」には富士市出身の23歳で群馬大学に通う大学院生の伊藤明日香さんがそれぞれ選ばれた。
同コンテストは1年間公的諸行事に参加可能な人で、富士市をPRする観光大使と富士市のかぐや姫伝説に登場する「かぐや姫」にふさわしい容姿、品格を備えた女性として「かぐや姫クイーン」と「かぐや姫」を選ぶ。富士・富士宮市内に在住・在学・在勤または、富士・富士宮市出身の学生(高校生は除く)で18歳以上の女性が対象。
7月28日に行われた「富士まつり」のメインステージで一般来場者も閲覧可能な審査員による面接審査を実施し、決定した。2人はこれから観光キャンペーンや公的イベント、地域のイベントなどで1年間活動する。
「かぐや姫クイーン」の吉川葉月さんは「大好きな富士市を積極的に発信、PRして歴代の方々のように美しく、責任を持ち、楽しく過ごしていきたい」とコメントし、「かぐや姫」の伊藤明日香さんは「活動を通して、今ある富士市の魅力だけでなくもう一度訪れたいと思えるような新しい魅力を伝えていきたい」とコメントしている。