富士山経済新聞の2019年上半期ヘッドラインニュースPV（ページビュー）ランキングは、「富士山本宮浅間大社で『かみ灯りコンテスト』 紙の文化を後世に伝えようと毎年実施」が1位に輝いた。

花の都公園のチューリップ畑

　1位の「かみ灯りコンテスト」は、床に置くタイプの紙と明かりを用いた作品を展示するイベント。日本の製紙原料であるミツマタの栽培が、200年ほど前に富士宮で始まったことにちなみ、紙の文化を後世に伝えようと毎年開催している。

　ランキングは今年1月1日から6月30日までに配信したヘッドラインニュースのPVを集計したもの。上位10位のランキングは以下の通り（カッコ内は掲載日）。

1. 富士山本宮浅間大社で「かみ灯りコンテスト」 紙の文化を後世に伝えようと毎年実施（6/28）

2. 山中湖村「花の都公園」で春イベント チューリップやネモフィラ見頃へ（4/30）

3. 御殿場プレミアムアウトレットにホテルと日帰り温泉 第4期増設に先駆け（5/16）

4. 河口湖で富士山山開き記念花火大会 2000発打ち上げる（6/24）

5. 富士山吉田口登山道、山開きに登頂制限 山頂付近崩落の復旧間に合わず（6/26）

6. 富士急ハイランドで「ふじさんパンフェス」 山梨県内のパン店が集結（5/17）

7. 富士市「ふじさんパンマルシェ」今年も 静岡県内のカフェやパン店など約40店（2/18）

8. 富士市で「富士プロジェクト」 第1弾はカフェ併設のコインランドリー（6/6）

9. 河口湖畔で「河口湖ハーブフェスティバル」 ラベンダーのほかアジサイなども（6/11）

10. 富士吉田市で「富士山開山前夜祭」 お道開きの神事やパレードなど（6/13）

　2位には、「花の都公園」で春イベントの記事がランクイン。15万本のチューリップ畑などの見頃を伝えた記事で、9位の「河口湖ハーブフェスティバル」など花の話題は毎年高いPVを記録している。

　4位の「富士山山開き記念花火大会」や、10位の富士吉田市「富士山開山前夜祭」など、富士山の山開きを祝うイベントなどのほか、富士山吉田口登山道の登頂制限の記事など、富士山に関する記事に注目が集まった。

　7位と8位にはパンの記事が続いた。それぞれ県内のパン店を集めたイベントで、ご当地グルメの記事は高いPVを記録する傾向が伺える。

　7月からはいよいよ富士山登山シーズンが始まり、上半期とは違った顔を見せる山麓の話題も増える。静岡県と山梨県にまたがる広域富士山圏の地域に密着したニュースをいち早く伝えていきたい。