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「富士総合火力演習」今年も 観覧公募開始、昨年応募総数は15万

「平成30年度富士総合火力演習」の様子

「平成30年度富士総合火力演習」の様子

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 陸上自衛隊が8月25日、「令和元年度 富士総合火力演習」を行う。6月1日に観覧の一般公募を始めた。

16式機動戦闘車

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 静岡県御殿場市東富士演習場(畑岡地区)で行う富士総合火力演習(略称=総火演)は、演習のほか、音楽演奏、装備品の展示なども予定する。

 総火演は、陸上自衛隊最大規模の実弾演習で、戦車やヘリコプター、さまざまな火砲などによる実弾射撃を間近に見ることができ、陸上自衛隊が行うイベントの中で最も人気があるという。昨年の応募総数は約15万通で、抽選倍率は約28倍だったという。

 昨年度の総火演は、「島しょ部に対する攻撃への対応」場面を想定し実施。陸上自衛隊の火力を、主要装備ごとに遠距離火力、中距離火力、近距離火力、ヘリコプター火力、対空火力と戦車火力について紹介。陸上・海上・航空自衛隊の各特殊部隊が共同して行う陸上戦闘の演習を行ったほか、「即応機動する陸上防衛力」の一端を担う16式機動戦闘車や水陸両用車などの主要装備品や、航空自衛隊F-2戦闘機も登場した。

 応募期間は7月1日24時までで、8月上旬に当選を通知する。ネットを使ったライブ映像配信も計画する。今年は、落選しても陸上自衛隊をフォローしていれば、抽選で再当選の可能性のある企画も初めて実施する。

 開催時間は10時~12時15分。

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