パナソニックインフォメーションシステムズ(大阪府大阪市)は富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)の入園ゲート・退園ゲートおよび全39アトラクションの乗車ゲートに顔認証技術を活用した入退場システムを提供した。
富士急ハイランドのウェブサイトと入園ゲートでの顔写真登録、優先入園ゲート通過時にカメラに映る顔と登録された顔写真の照合・認証、アトラクション乗車時にカメラに映る顔と登録された顔写真の照合・認証、退園・再入園時にカメラに映る顔と登録された顔写真の照合・認証に活用される。
富士急ハイランドでは7月より入園料の無料化がスタートしており、予想される入園者増加に対応した園内セキュリティーの強化を図るとともに、顔パス乗車化を実現し、利便性向上につなげたい狙い。
パナソニックインフォメーションシステムズは「ゲート通過時に一人一人の顔を瞬時に認証することで入退場がしっかりとコントロールされるため、園内で安心して過ごせるようになる。フリーパス購入者はアトラクション乗車時にその都度チケットを提示しなくても顔を認証するだけで乗車できる。約1秒で瞬時に認証できるため、ストレスなく快適にアトラクションを楽しんでもらえる」としている。