富士山・五重塔・桜が望める「新倉山浅間公園（忠霊塔）」（山梨県富士吉田市）で4月8日から、「桜まつり」が行われる。

　敷地面積は4万2924平方メートルで、富士山を正面に市内を一望できる同園。植えられているソメイヨシノ約650本の開花時期に合わせて開く。昨年は4月13日～17日が満開時期だったという。

　昨年初開催で、今回2回目。4月15日・16日には地元の人々による飲食・物品販売など展開する「さくらマルシェ」や、ステージイベントを実施する。

　イベントを主催する「ふじよしだ観光振興サービス」の担当者は「桜マルシェでは、地元の自治会自ら出店し、おもてなしの飲食販売を行う。県内外から訪れる人たちに田舎へ帰ってきたような、おもてなしの雰囲気が伝わるイベントにしていきたい」と話す。

　ステージイベントでは、よさこい、フラダンス、大道芸、サッカーパフォーマンス、地元出身のお笑い芸人「ニューヨーク」の漫才などを展開する。

　担当者は「今年のイベントのテーマは『日本の風景に出逢う春』。年に1度だけこの期間にしか見られない桜、富士山、五重塔（忠霊塔）という日本を代表する景色のコラボレーションを、国内外の皆さまにぜひご覧いただきたい。田舎の味をご堪能いただける『桜マルシェ』など、桜以外にも楽しめる内容となっているので、ぜひ足をお運びいただければ」と来場を呼び掛ける。

　忠霊塔のライトアップは日没時～22時（通年）。入場無料。今月16日まで。