富士山の麓の富士吉田市役所から富士山を駆け上がる山岳マラソン大会「第70回富士登山競走大会」の開催が7月28日に決定し、実施要項が公開された。主催は富士吉田市。
用意するコースは2コース。富士吉田市役所から吉田口登山道を経て山頂に至る「山頂コース」と、富士吉田市役所から吉田口登山道を経て5合目に至る「五合目コース」。山頂コースは21キロメートル・標高差約3000メートル。五合目コースは15キロメートル・標高差は約1480メートル。
一般参加の募集人数は、山頂コースが2500人で、五合目コーナーが1276人の合計は富士山の標高と同じ数字の3776人。「富士吉田市出身ランナー出場枠」「富士吉田市民ランナー出場枠」も用意するほか、今回「ふるさと納税出場枠」を新設する。
山頂コースへの参加は、第67回・68回・69回大会のいずれかで5合目関門(5合目ゴール)通過時間が2時間25分以内の実績のある者に限る。
市の実行委員会事務局担当者は「歴史と伝統ある本大会は日本一の山岳レースを標榜し、多くの方々に人気を博している。現在では、海外においても広く知れわたり、多くの外国人選手も参加いただいている。ぜひ、日本一の場所で日本一のレースに挑戦してみていただければ」と参加を呼び掛ける。
参加料は、山頂コース=1万5,000円、五合目コーナー=1万円。参加申し込みは3月21日21時~23日21時までで、先着順締め切り。