富士急行(山梨県富士吉田市)は2月23日から、「フジサン特急運行開始15周年記念キャンペーン」を開催する。
富士山エリアを訪れる人たちに「移動中の車内からも富士山の美しさ・雄大さをゆったりと堪能してほしい」と2002年2月に運行を開始。2000系車両の初代フジサン特急は2016年2月に引退し、現在は8000系車両の2代目フジサン特急が運行されている。
同車両の特徴は、富士山をコミカルにキャラクター化した「フジサンクン」たちが描かれた外観と、富士山の絶景を楽しめるように大きく開けた窓だという。
イベントでは、普段は入ることのできない駅構内を舞台にした車両撮影会やフジサン特急をイメージした記念きっぷの販売、数量限定の記念乗車証の贈呈などのほか、フジサン特急に乗ったまま電車用洗車機を通過する「フジサン特急洗車機通過体験」を実施。
キャンペーン記念デザイン「富士急特急フリーきっぷ」は、富士急行線が2日間乗り降り自由(特急自由席含む)になるもの。価格は、大人=2,600円、子ども=1,300円。
通勤車両6000系が2月で5周年を迎えることから、同キャンペーン内で車両撮影会や記念グッズの発売、運転台見学イベントの実施も予定する。
3月20日まで。