富士急行(山梨県富士吉田市)は1月1日、富士急グループのバス部門・タクシー部門・岳南鉄道など合計12社の制服をリニューアルした。
同社は2016年9月で創立90周年を迎え、節目となる年の記念事業としてグループの創業精神である「富士を世界に拓く」の原点に立ち返り、「富士山への旅」をイメージした新制服を導入。
バス乗務員制服は1991年以来26年ぶりのリニューアル。新制服は紺色をベースとしており、利用客に安心感・清潔感・上品さを感じてもらえるようデザイン。ワンポイントの赤いラインには富士山への旅に向け心が弾むような躍動感をイメージした。軽さ・動きやすさ等の機能性も向上させ、運転時の負荷軽減を図った。
ネクタイは、富士急行発祥の地である富士吉田市の地場産業「ふじやま織」を使っており、地域に根ざした企業として誇りと伝統を受け継いでいくと共に、さらなる地域活性のために自らを革新していくという意志を込めたという。
リニューアルを行ったのは、富士急行御殿場営業所、富士急行観光、富士急山梨バス、富士急シティバス、富士急静岡バス、フジエクスプレス、富士急湘南バス、石川タクシー富士、富士急伊豆タクシー、富士急山梨ハイヤー、甲州タクシー、岳南電車。
新制服を導入することで乗務員一人一人りが「富士山の観光大使」であるということを改めて自覚し、富士山麓に訪れる国内外の客へ「120%の安全と最高のホスピタリティ」を提供する企業として、さらなるサービス向上を目指すという。