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浮世絵以外で富士山を楽しむ「富嶽三十六プロジェクト」-発足から1年

「富嶽三十六プロジェクト」ウェブサイト

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 「富士山の文化を楽しんで寄付をする」文化コンテンツ寄付・保全レーベル「富嶽三十六プロジェクト」が始まって1年がたった。運営は、認定NPO法人富士山世界遺産国民会議。

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 同プロジェクトが発足したのは去年の6月22日。葛飾北斎の「富嶽三十六景」になぞり、音楽や小説、食、ファッションなど、さまざまなジャンルの「富士山にまつわる文化コンテンツ」をカテゴリーごとに36個ずつ選ぶ。「富士山基金」への寄付も行う。

 ルールは3つ。1ジャンルにつき36個のコンテンツを集めること、レーベルの名前は「富嶽三十六_」とすること、売り上げの一部を寄付に回すこと。プロジェクトに参加するには「簡単な審査」を受ける必要がある。1つのカテゴリで36個集めることができるかどうかが審査のポイントだという。

 1年間で「プロダクト」「Tシャツ」「冊」「曲」「スイーツ」「チャレンジ」「乾杯!」「音楽祭」「試合」「オルゴール」の10カテゴリーが集まった。

 事務局長の武田さんは「富嶽三十六プロジェクトは、『いつまでも富士山を世界遺産に』の思いを形にしたもの。みんなが楽しく参加しながら、世界文化遺産らしいやり方で寄付につなげている。皆さんで共に富士山を支えていければ」と参加を呼び掛ける。

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