環境省は8月9日、「平成28年夏期の富士山登山者数の中間発表」を行った。
今年7月1日~31日の富士山の登山者数の合計は約9.2万人で、昨年同時期と比べ約1.3万人増(プラス17.0%)になったことが分かった。登山道別では、須走ルートは減少し、吉田ルート・御殿場ルート・富士宮ルートでは増加した。
各登山道の登山者数は次の通り。吉田ルート=約5.8万人(前年比プラス27.1%)、須走ルート=約0.7万人(同マイナス12.7%)、御殿場ルート=約0.6万人(同プラス4.1%)、富士宮ルート=約1.9万人(同プラス9.2%)。
同調査は、富士山山頂部への登山者数を把握するために2005年から行っている。4つの登山道(吉田ルート、須走ルート、御殿場ルート、富士宮ルート)のそれぞれ8合目付近に赤外線カウンターを設置し計測している。