富士山の麓から須走口5合目に至る道路「ふじあざみライン」で6月3日、国際的な自転車ロードレース「ツアー・オブ・ジャパン」の富士山ステージが開催される。
19回目を迎え、5月29日から6月5日まで日本国内8つのステージで開催される同レース。出場チームは海外8チーム、国内8チームの全16チーム。
第6ステージとなる「富士山ステージ」は11.4キロメートルのヒルクライム。平均勾配は10パーセント、最大勾配22パーセントで「山頂を目指す車道で最も勾配がきついルート」という。
スタート前にはセレモニーランも。小山町生涯学習センターから須走商店街を通り、スタート地点のふじあざみライン入り口までの13.2キロメートルを走る。
宇都宮ブリッツェンに所属する増田成幸さんは、大会前日に開かれた記者会見で「待ちに待ったツアー・オブ・ジャパンが始まる。今までは移動日があったが、今年からは8日間連続のレースとなり、ステージレースが好きな自分としては、真のロードレースができるのではないかと期待している」と意気込む。増田さんは同大会で2年連続日本人最高位を獲得している。
ふじあざみラインの交通規制は7時~15時。規制時間内は、「道の駅すばしり」大型駐車場から須走口5合目までのシャトルバスを運行(出発時間は9時と9時45分)する。スタート時間は、セレモニーラン=8時45分、リアルスタート=10時、表彰式=11時45分。