富士急ハイランド(山梨県富士吉田市)内「お食事処 防波亭」2階に7月10日、戦国テーマレストラン「甲斐宝刀信玄館(かいほうとうしんげんやかた)」がオープンした。
席数は292席。山梨県の郷土料理「ほうとう」や富士山周辺の名物を提供する。甲斐(山梨県)の名将「武田信玄」をコンセプトに、増加する外国人客に向け、戦国文化に触れ楽しんでもらいたいと開業した。
外観は、戦国最強の騎馬軍団をイメージした「武田の赤備え」や武田家家紋「四つ割菱」、武田二十四将の家紋などで装飾。館内は、「風林火山」「合戦場」「川中島」「武田二十四将」をテーマに装飾し、甲冑や櫓(やぐら)、陣幕などを配置する。
提供するメニューは、武田信玄の陣中食で甲斐の国の郷土食「ほうとう」。金箔(きんぱく)をトッピングした「伝説の武田埋蔵金ほうとう」(1,800円)、「武田騎馬隊ほうとう」(1,300円)のほか、「忍野豆腐」(300円)、「鶏もつ煮」「馬もつ煮」(以上500円)などを用意する。
同園担当者は「これまで絶叫マシンやオリジナリティーのあるアトラクションに込めてきたエンターテインメント性を、レストランでも満足いただければ」と意気込む。
営業時間は9時~18時(季節により変動あり)。