市民参加の創作劇「竹取物語 野外上演プロジェクト」が2月21日から、北里アリーナ富士(富士市大淵)で開催される。
富士市には、かぐや姫が月へ帰らず富士山に登り、富士山そのものの祭神となったとする「かぐや姫伝説」が残る。その伝承と、日本最古の物語として知られる「竹取物語」を題材に、同市は市民参加型の野外上演プロジェクトを企画した。
講師を務めるのは、静岡県舞台芸術センター(SPAC)に所属する俳優・布施安寿香(あすか)さん。2006(平成18)年からSPACを拠点に国内外で活動し、「夜叉(やしゃ)ヶ池」「ハムレット」「桜の園」「伊豆の踊子」などの作品に出演。近現代作家の小説を題材にした、一人芝居を創作している。近年は音楽家や舞踊家とのコラボレーション、日常生活のための演劇ワークショップや地域部活としての演劇のコーディネートなどにも力を入れ、同プロジェクトでも市民と共に舞台づくりに取り組む。
現在対象は富士市内在住・在学・在勤の小学4年生以上で、演劇経験は問わない。稽古を2月21日・23日、3月4日の3日間行い、3月7日に最終リハーサルと発表を予定。全日程の参加を原則とする。未成年者は、保護者の同伴または送迎が必要となる。
富士市市民部文化スポーツ課文化担当の大江貴史さんは「2025年4月にオープンした富士市総合体育館『北里アリーナ富士』で、市民参加型の野外劇『竹取物語 野外上演プロジェクト』を行う。日本最古の物語を題材に、SPAC俳優の布施安寿香さんと共に舞台づくりに挑戦。演劇が初めての方も歓迎。3月7日の発表当日は、同館全体を使った『わくわくアートひろば』を同時開催し、多彩なワークショップや体験ブースが並ぶイベントの中で皆さんの成果を披露する。舞台づくりの楽しさを味わえる機会なので、ぜひ参加してほしい」と呼びかける。
「発表」は3月7日の15時~15時30分。定員は20人(応募者多数の場合は抽選)。申し込みは富士市ウェブサイト電子申請で受け付ける。応募締め切りは2月8日。